中小企業が抜きん出るために
色々な中小企業を常駐したり、半常駐したり、定期的に通っていくと、
だいたいの組織の課題が似通ってくるのだが、
ビジネスモデルがちゃんとしてて、競争優位性があるところは、
それなりに良い人材が集まるし、定着するし、
お金の調達も楽勝であるし、そもそも調達する必要なかったりする。
経営者が秀でているところはあるけれど、
市場と乖離して別の方向へ行ってしまってたり、
技術やノウハウはあるけれどサービスパッケージや事業に落とし込めていなかったり、
その場しのぎの対処療法は優れているけれど、根本療法に着手してなかったり、
労働市場に対して目が行ってなくて組織力が低いままであったりする。
中小企業が秀でるためには、
・市場が伸びていて
・ビジネスモデルがあって(=買わざるを得ない仕組みがあって)
・社長が個人商店から脱却したいと行動に落としているか
その根本にあるのは、市場を見ているかだ。
顧客を見ているか、労働市場を見ているか。
その人の思い込みや過去の成功体験だけにこだわってたりしている限り、
良いかいしゃにはならないなーと直近の2社を比較して思った。