細胞is fresh

決める、積み上げる

春の空に虹をかけ

小沢健二、武道館でのライブが期待してたより遥かに良くて、こんな事言うのは失礼なんだけどやっぱりプロフェッショナルだなーと頭が上がらないと思った。

 

僕はもしかしたら2,000円席だから行ったようなところはなくはない。一応、「魔法的」も「フジロック」も行ったし、何よりライブに行く金も心の余裕があるかと言えばそうではなかったから。

 

でも、36人のファンク交響楽団の音の迫力がとても素晴らしく、一昨年よりも去年よりも遥かに良かった。あの編成で聞く「ぼくらが旅に出る理由」「青春のボーイズライフ」「強い気持ち、強い愛」「フクロウの声が聞こえる」「ある光」「流動体について」は本当に音に引き込まれた。「アルペジオ」をもっと聴きたくなったし、小沢くんの歌はどんどん上手くなってるし、満島ひかりが新しい息吹を与えてくれた。

 

演出も演奏も歌も全てが完璧で、これぞ芸術家だと思った。そんな才能ある人がここまで丁寧に作り込んでいるのだから、ぼくら普通の人も思いを込めて工夫しながら作り込んで行こうかと思い、生活に帰る。