承認欲求が満たされない60才の経営コンサルタント

経営コンサルタントという仕事は長く続けられる仕事なのだろうか。

経営支援をする相手は経営者で、リスクを伴った意思決定の場数だけ考えたら経営者の方が遥かに多く踏むので、同じ能力ならば経営者の能力の方がクオンタムジャンプするはずである。

勿論、自営の経営コンサルタントも意思決定の場は増えるだろうが、労働集約型でスケールしにくい（やり方によるけど）事を考えると、いつかクライアントの方がレベルを追い越すという事になるのだろうと思えるのだ。

勿論、レベルの低いクライアントを相手にするという事で継続させることはできるだろうけど、それってコンサルタント本人の成長は止まるわけだから、何か虚しくならないのかなと思っている。

僕がよく聞くPodcastに60歳近いコンサルタントがいるが、この人はいつも自画自賛して喜んでいる。いつまでも承認欲求が満たされないのだろう。ベクトルが常に自分にあるのでクオンタムジャンプは起きない。

テクニカルスキルはあるけど人間性というか器がいつまで立っても大きくならないタイプだ。