時間感覚と心的時計
久しぶりに考えさせる記事を見た。
年をとると既知のものが増え、生活スタイルが固まって行く傾向があるので、出来事をまとめてしまい、ルーティン化してしまう。
出来事が多いよりも少ないほうが時間は短く感じる(=心的時計はゆっくりということ?)とのこと。
だから、色んな出来事を増やしたほうがいいというのもあるけれど、一つ一つの出来事に対して、思考と感性を研ぎ澄ませよということらしい。
要はなんとなくやるというような無意識ではなく、
自己啓発的に言うと、ゴールを設定し、仮説を立て、検証することなのだろう。
ここでは着眼点を増やし気づけるようにすると言っていた。いわゆる工夫改善すると言うことで日常の解像度が上がると言うことなのだ。
ちなみに代謝と時間感覚の話もあり、代謝が低いと心的時計はゆっくりで時間は早く感じる。代謝がよくなるには3時間くらいかかり、ピークは夕方らしいので、なるべく早く起きたほうがいいし、テレビとか見るなら落ちている夜の方がいいらしい。
あと、恐怖を感じた方がゆっくりになるとか。要は目標も適度にプレッシャーのかかるストレッチなものにした方がいいと言うことだろう。
ちなみにこれを逆手に取れば、非常にメンタルが苦しい時は逆をやればいいと言うことか。お酒やテレビ、ネットサーフィンは時間が早く感じやすいとのこと。
老ける、若さを保つというのは、どちらがいいのだろうか。
心的時計がゆっくりで時間感覚が早いということは充実しているようにも感じるし、
嫌なこともあっという間というのはいいことだと思うのだが。
この記事的には、以下のことをした方がいいよというのは納得度は高い。
- ルーティンを思考停止でやらずに仮説を立てて実行し、検証する
- 早起きして、代謝の上がっている時間を増やし、午前午後は活動する
- テレビ、ネットサーフィン、お酒等は夜にする
ちなみに明るくて広くてうるさいところにいると時間を長く感じるらしく、それはフェスらしい。