女の世界
すごくサッパリしてて、感じの良い働きマンみたいなタイプの女性と仕事をしていたんだけど、その人がお土産を渡す相手を選んでて、
あげたり、あげなかったりを露骨にしているのが、
なんか不思議というか、面白いというか、素直だなと思った。
僕は色々あっても全員にあげてしまう、それは後で恨まれたくないから。
まあ、恨む暇はないんだろうけど。
きっとそんなこと考えもしないんだろうな。
いつか叩き潰してやろうとか、私の世界にあなたは存在しないとか、
そんな意思なのかもしれない。
なんか普通に見たら怖いんだろうけど、
僕はその人のひととなりを多少とも知れて、とても気に入っているのもあるかもしれないが、なんだか面白く、不思議に見えてしまった。
そんな風景は見たことがなかったから、まだまだ知らないことがあるんだな
とも思えた。